夏の暑さ予防あれやこれや

 暑い!とにかく暑い夏だ。東京に住んでいると今年の梅雨ってあったかな?と思うほど雨は少なく(ゲリラ豪雨はあったが)、いつのまにか梅雨は明けて灼熱の夏になっている感じだ。

 僕は今から33年前の30歳の時に糖尿病にかかり、それからは弱い薬を飲みながら、食事を制限し、食後に適度な運動をすることによって合併症などにかからずに30年以上過ごしてきた。
コツはストイックになりすぎずに、飲みたい時には飲む。食べたい時には食べる。ただそれを習慣にはしないということだ。

 食後の運動は、食事が終わって1時間後くらいに散歩に出て途中10分程度の休憩を挟み1時間ほど歩く。時間もほぼ決めていて、食事をしてからその影響で血糖値が急上昇する時に歩くようにしている。空腹時に歩いても血糖値を上昇下降を安定させるという事にはならないのだ。

 ただ、朝はまだいい。問題は夏場の昼である。昼食後の散歩は午後1時過ぎぐらいから2時過ぎぐらいまでとなり、気温が高い中でのウォーキングとなる。僕は保冷剤を日本手ぬぐいで包んで持って歩いていた。しかし去年(2023年度)からはそれでは無理だと感じ、充電式のネッククーラーを購入した。首がひんやりして、耳のあたりから風が送られるタイプのものだ。これで随分楽になったなと思っていたのだが、体力の年々の落ち込みと気温上昇のためなのか、今年はこれでも辛くなってきた。

 そこで購入したのが空調ベストという商品。大きく重たいバッテリーを内ポケットに入れて、左右の腰の辺りから強烈な風を吸い込んでベストの中を循環させるというものだ。これは良い。ネッククーラーよりも強力だ。その実力をどうやって測れるのかというと、以前はどうしても暑さのために歩く速度がトボトボヨロヨロになって運動にはほど遠かったのだが、このベストを着てからは、通常の速度で歩ける。もちろん熱い外気を循環させているだけだから、風そのものは冷たくはないが、それでもこんなに効果はあるんだと驚いた。

 これに加えて凍らせるタイプのネッククーラーも購入し、空調ベストとダブルで愛用している。もちろん額や頬を冷たくするために、大きな保冷剤も必ず持つ。この3つの装備で危険な暑さの中もなんのその。元気に小一時間歩けるのだ。

 ところで、空調ベストは風量を最大にすると、かなり大きな音(サ〜という音とウイ〜ンという音が混ざった感じの騒音)が鳴る。少し恥ずかしい気もするが、着ている本人はノイズキャンセル機能が付いたAir Pods Maxをしているので、ほとんど無音なのである。Audibleで気に入った小説を聞きながら今日も快適ウォーキング。

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