最新日記

12月2日(月曜日)曇り時々雨


 移動の関係で時間が取れるので、新宿三丁目で映画「ドクター・スリープ」を見てみた。ダメダメだった(笑)。この映画は40年前にスタンリー・キューブリックが監督した「シャイニング」の続編という触れ込み。「シャイニング」はインディアンの墓地を潰して建設したホテルにインディアンの怨念がこもり、代々白人家族を生け贄にしているという恐怖映画だ。とにかくカメラワークや美術が凝りに凝っており、主役のジャック・ニコルソンの怪演が伝説的な作品だ。
 ところが、「ドクター・スリープ」では「シャイニング」で惨劇から生き残った子供が40代の中年になり、新たに超能力を持った黒人女性の子供(失礼ながら、ちっとも可愛く見えない。なぜ白人の美少女、または美少年にしなかったのか!)と協力してゾンビを倒すというぶっ飛んだ話になっている。ゾンビたちは人間の恐怖や絶望によって吐き出される白い息を吸い込むことによって永遠の生命を維持しているらしい。これのどこが「シャイニング」の続編なんだ?と思って見ていると、最後の30分くらいでようやく「シャイニング」の舞台であるホテルが出てくる。でも2時間以上の上映時間、ずっと鑑賞しながら考えていたのは、やっぱりスタンリー・キューブリックは天才だったんだなという確認事項だった。