5月4日(土曜日)曇り

 5月3日に誕生日を迎えて、あと2年で還暦という所まで来た。健康に感謝である。飲み会が立て込んでいたので、誕生日ディナーは3日ではなく翌日の4日になった。夕方に渋谷で映画「ビル・エバンズ タイム・リメンバード」を鑑賞し、バスで西麻布へ移動。昨年はいろいろあって出来なかった叙々苑遊玄亭西麻布本店でのディナーを今年は決行。もっか興味あるのは有楽町店と本店はお肉の味が違うかどうかだ。どうも僕は僅差で西麻布のほうが上だと思うのだが、はたして気のせいかどうか。
 帰りは大江戸線に乗ると練馬駅まで来ることができるので、そこからタクシーに乗ると短時間で帰宅することができる。

5月7日(火曜日)晴れ

 三ヶ月ぶりの糖尿病検診。やっぱり数値は少しだけ後退。そりゃそうだな。引越で食後の散歩ができない日が続いたり、めでたいということで、ご馳走の連続だったり、ゴールデンウイークは福山ツアーがあったりだもの。でも、もう落ち着いた。これからは大丈夫。また健康的な食生活が続けられそう。

5月8日(水曜日)晴れ

 ちょっとバッハの偽作(バッハ作曲となっているけど、実際は別の人が作ったとされる曲)を調べている。ギターショップのメディアカームでこの話をしてみると、有名なメヌエット(ラバーズコンチェルトの原曲)も作曲者がクリスチャン・ペツォールトという人らしい。道理でえらく甘ったるい親しみやすいメロディなわけだ。他にもたくさんあって、一時はBMW(バッハ作品番号)が割り当てられていたのに欠番になってしまっている曲がある。陰謀というわけでもないけど、なんだかなぁ。

5月9日(木曜日)晴れ

 大学のレッスンをしていると、コード進行を勉強してポピュラーの音楽理論では間違いのないとされるコード進行で曲を作ってくる学生さんがいる。でもどう聴いてもあまり格好良くない。やはりそれはコードという塊を連結するということだけで、内部の1つ1つの音のつながりを気にしていないためなのだろうな。もっとも1年生なんだから、そういうのはこれから嫌と言うほど勉強することになる。やる気さえあれば。

5月15日(水曜日)曇り

 1週間も日記の更新が途絶えていた。その間に千葉の稲毛海岸で平木先生を偲ぶ会や、法事や、ちょっとした検診やらで大忙し。それにしても、こうして日記を更新することに、果たしてどれほどの意味があるのだろうかと考えてしまうことも。今はいろいろと自由な発言が出来ない時代になっているように感じる。20年ぐらい前に友人が言っていたことがある。秋山さんみたいに、そんな好き勝手な事をWebに書いていたら、いつか右翼団体の車とかがやってきて大変な事になるよと。当時は笑っていたけど、今は...笑えないよね。

5月17日(金曜日)晴れ


 大学のレッスン室に置いてあるYAMAHAのシンセサイザーEX5が古くなって、内蔵電池が無くなってきた。そのせいなのか、グランドピアノの音で弾いているのに、長く伸ばしているとピッチが不自然にゆがむようになってきた。これは気持ち悪い。弾いてられない。そこで我が家に眠っていたRolandのSC-8850を持って行き、MIDIケーブルでつないで使用することにした。久しぶりなので、操作方法を忘れていて、「あれ、MIDIケーブルを正しくつないだのに音が鳴らない!と焦ったのだが、そうそう、背面スイッチでUSBやら、PCやらMacやらMIDIやらを選ぶんだった。懐かしい。スイッチをMIDIにして電源を入れ直すと、めでたくEX5で押した鍵盤の音がSC-8850から鳴ってくれた。
 ところが、その瞬間、絶句。あれ?こんなチープなおもちゃのピアノみたいな音だったっけ? GSリセットなどを実行して工場出荷時に戻して弾いてみても、音は変わらない。ミキサーでEX5の音に出力を変えて聞いてみると、心地よい音。しかしSC-8850に切り替えて聞いてみると、ガッカリ。これが音源の価格の差というものだ。なんたってSC-8850は1000音色以上も用意されているのに、搭載メモリが40MBである。GBじゃないのだ、メガバイト。そりゃチープにもなるわな。これではとても弾いていられないので、この日はEX5に戻して怖々弾いていた。う〜ん、他の手を考えなければいけない。

5月20日(月曜日)晴れ


 古くからの友人が遊びに来た。シャンパンを持ってきてくれたが、こちらも日本酒の獺祭を用意しておく。おつまみは柿安のオードブル。あとはピザでも頼もうかと思ったが、焼き鳥を買ってきてくれたので、ちょうど良い量になった。
 終始音楽の話だったが、いくつか興味のある提案ももらったので、これから実践してみるつもり。同感&共感したのは、21世紀はネットの時代で、便利な反面、とにかく息苦しく生きにくい世の中であることよ、ということ。

5月22日(水曜日)晴れ


 前からどうしても気になって見たかった映画「死刑台のエレベーター」をBlue-rayで見てみた。結論、現代という時代からすると、あまりにもツッコミ所が多くて集中していられない! 登場人物の行動原理が分からない箇所多過ぎ。若いバカップルの行動が意味不明。マイルスデイビスの即興で付けた音楽が素晴らしいと聞いて期待していたけど、それほど琴線には触れなかったな。見所はヒロイン、ジャンヌ・モローの美しさのようだ。これを日本ではリメイクしたそうだけど、ネットで調べてみると、さらに評判悪し。ちょっと見る勇気は無いかな。